「NISA口座を開いたけど、結局何を買えばいいの?」
これは本当によく聞かれます。口座開設までは頑張れたのに、いざ商品を選ぼうとすると数千本もの投資信託が並んでいて、どれを選べばいいかわからなくなってしまう。
私も最初はまったく同じでした。
でも今は迷っていません。答えはシンプルです。低コストのインデックスファンドを1本選ぶだけです。
新NISAで買うべき商品の結論
結論を先に言います。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
これ1本で十分です。
なぜこれなのか、順番に説明します。
インデックスファンドとは何か
投資信託には大きく2種類あります。
- アクティブファンド:プロが銘柄を選んで運用する
- インデックスファンド:市場全体の動きに連動するよう機械的に運用する
長期的なデータで見ると、アクティブファンドの大多数はインデックスファンドに負けています。
理由はシンプルで、コスト(手数料)の差です。アクティブファンドは年間1〜2%の手数料がかかることが多く、長期になればなるほどこの差が積み重なっていきます。
「全世界株式」を選ぶ理由
インデックスファンドの中でも「何に連動するか」で種類が分かれます。
主な選択肢:
- 全世界株式:世界中の株式に分散投資
- 米国株式(S&P500):アメリカの主要500社に投資
- 日本株式:日本の株式市場に投資
私が全世界株式を選ぶ理由は「考えなくていいから」です。
米国株式も優秀ですが、「アメリカが今後も世界一の経済大国であり続けるか」という判断が必要になります。全世界株式なら、どの国が成長しても自動的に恩恵を受けられます。
eMAXIS Slimシリーズを選ぶ理由
「全世界株式」に連動するファンドはいくつかあります。その中でeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を選ぶ理由は信託報酬(手数料)の安さです。
年間0.05775%という業界最低水準のコストで運用できます。
100万円を運用した場合の手数料は年間わずか577円。これより安いファンドはほとんど存在しません。
S&P500と全世界株式、どちらがいいか
よく聞かれる質問です。
どちらでも間違いではありません。
ただ、迷っているならどちらか一方を選んでください。両方買う必要はありません。
| 全世界株式 | S&P500 | |
|---|---|---|
| 投資先 | 世界47か国 | 米国のみ |
| 分散度 | 高い | 米国集中 |
| 過去10年リターン | 高い | さらに高い |
| 将来への不安 | 少ない | やや大きい |
私は全世界株式を選んでいますが、「米国経済を信じる」という方はS&P500でも十分です。
私の実際の買い方
毎月の積立設定はこうしています。
- つみたて投資枠:毎月10万円をeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に自動積立
- 成長投資枠:年に数回、ボーナス時にスポット購入
新NISAは年間360万円(つみたて120万円+成長240万円)まで非課税で運用できます。
毎月積立に設定しておけば、あとは何もしなくていい。これが続けられる最大の理由です。
絶対にやってはいけないこと
新NISAでやりがちな失敗をお伝えします。
① 毎日値動きを確認する
長期投資なので短期の上下は関係ありません。見すぎると余計な売買をしたくなります。
② 下がったときに売る
下落は「安く買えるチャンス」です。積立を止めることが一番の損失になります。
③ 流行りのテーマ型ファンドを買う
AI・半導体・脱炭素など、流行りに乗ったテーマ型ファンドはコストが高く、長期的にはインデックスに負けることが多いです。
まとめ
- 新NISAで買うべきは低コストのインデックスファンド1本
- おすすめはeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- S&P500でも問題なし。どちらか一方を選んで続けることが大事
- 毎月自動積立に設定して、あとは放置が正解
- 下がっても売らない。長期で見れば必ず意味がある
- 慣れてきたら成長投資枠で連続増配株を加える選択肢もある
今日の一歩:SBI証券または楽天証券でeMAXIS Slim 全世界株式を検索してみましょう。 まず商品を「見る」だけでOK。購入は次のステップです。
「何を買うか、より、いつまで続けるか。長期積立投資の勝負は、続けた人が勝つ。」
※本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。 投資にはリスクが伴い、元本割れの可能性があります。 資産運用は必ずご自身の判断と責任のもとで行ってください。