🧭マネーコンパス
お金
お金

米国高配当ETF VYM・HDV・SPYDの使い分け|3つ全部持つ51歳会社員の正直な感想

📌 この記事でわかること

米国高配当ETFのVYM・HDV・SPYDをすべて保有している51歳会社員が、それぞれの特徴・配当利回り・使い分け方を実体験ベースで解説します。

※本記事にはプロモーションを含みます。

「米国高配当ETF、VYM・HDV・SPYDのどれを買えばいい?」

ネット記事を見ると、それぞれを推す声があり、迷っている方は多いはずです。

私自身、3つすべて保有している51歳の会社員です。配当株投資を3年続けてきて、それぞれの役割の違いと使い分け方が見えてきました。

この記事では、3つのETFを横並びで比較しつつ、私の実体験から見えた「向いている人・向いていない人」を正直にお伝えします。


結論:1つに絞らず、複数組み合わせる

最初に結論からお伝えします。

3つはどれも一長一短。1本に絞るのではなく、目的に応じて組み合わせるのがベスト です。

私が3つすべて保有している理由は、「分散」と「配当額の安定化」 のためです。これは1本に集中するより、結果として安心感が大きくなります。

詳しくは記事の後半で解説します。


3つのETFの基本情報

まずは基本データを横並びで比較します。数字は2026年5月時点の参考値で、実際の数字は変動します。

ETF 運用会社 経費率 銘柄数 配当利回り(目安) 特徴
VYM バンガード 0.06% 約400銘柄 約3% 中型〜大型の高配当株を幅広く
HDV ブラックロック 0.08% 約75銘柄 約3.5% 財務健全性を重視した厳選銘柄
SPYD ステート・ストリート 0.07% 約80銘柄 約4.5% S&P500の高配当上位80銘柄

数字だけを見ると「SPYDが一番利回り高い」と感じるかもしれません。しかし、利回りだけで選ぶと痛い目を見ます。 これは私自身の経験でもあります。


それぞれの特徴を1つずつ解説

VYM:分散の王様

VYMは400銘柄超に分散しているため、特定銘柄の業績悪化の影響を受けにくいETFです。

組入上位は、JPモルガン・ブロードコム・エクソンモービル・P&Gなど、米国を代表する大型優良企業が中心。

  • 配当利回り:3%前後(高すぎず低すぎず)
  • 値動き:S&P500に近い
  • 増配傾向:あり(連続増配株を多く含む)

「とりあえず米国の高配当株を広く持ちたい」方に最適です。

私の中では**「米国高配当の主力選手」** という位置づけです。

HDV:質を重視する優等生

HDVは銘柄数が約75銘柄と絞られていて、財務健全性とキャッシュフローの強さを重視した銘柄選定がされています。

組入上位は、ジョンソン・エンド・ジョンソン、エクソンモービル、コカ・コーラなど、不景気でも需要が落ちにくいディフェンシブ銘柄が多いです。

  • 配当利回り:3.5%前後
  • 値動き:景気後退局面に強い
  • 増配傾向:あり(やや控えめ)

「配当を重視しつつ、値下がりリスクは抑えたい」方に向いています。

私の中では**「守りのETF」** という位置づけです。市場が荒れた時に底堅さを発揮してくれます。

SPYD:高利回りの攻めるETF

SPYDはS&P500の中で配当利回り上位80銘柄を均等加重で組み入れているETFです。

組入は不動産(REIT)・公益・金融など、高配当セクターに偏っています。

  • 配当利回り:4.5%前後(3つの中で最高)
  • 値動き:景気変動で大きくブレやすい
  • 増配傾向:弱い(減配することもある)

「とにかく今の配当を多く欲しい」方には魅力的ですが、注意点もあります。

私の中では**「攻めの配当源」** ですが、SPYD単独で資金を集中させるのは危険だと感じています。


私の保有比率と使い分け

参考までに、私の米国高配当ETFの保有比率です。

ETF 保有比率(米国高配当ETF内) 役割
VYM 約50% 分散の主力
HDV 約30% 守りの安定枠
SPYD 約20% 攻めの配当源

VYMを中心に、HDVで守りを固め、SPYDで配当額を上乗せする という構成です。

合わせて、連続増配ETFのVIGも別枠で持っています。VIGについては「連続増配株の選び方」で詳しく書いています。


3つに分散する理由

1本に絞らず3つを組み合わせる理由は、シンプルにリスク分散です。

銘柄選定方針が異なる

  • VYM:時価総額加重・幅広く
  • HDV:財務健全性重視・厳選
  • SPYD:高利回り上位を均等加重

選定方法が違うので、得意な相場局面が違います。 ある相場では強く、別の相場では弱い、というETFを組み合わせることで、ポートフォリオ全体の値動きが滑らかになります。

配当時期も微妙にズレる

3つとも年4回配当ですが、決算月が微妙に違うため、組み合わせるとほぼ毎月配当が入る感覚になります。

「毎月配当が振り込まれる」という体験は、地味ですが精神的な満足度が高いものです。


こんな人にこのETFが合う

VYMが向いている人

  • 米国高配当を初めて買う方
  • 分散重視で長期保有したい方
  • 配当の安定成長も期待したい方

HDVが向いている人

  • 値下がりリスクを抑えたい方
  • ディフェンシブ銘柄を好む方
  • 退職が近く、ボラティリティを下げたい方

SPYDが向いている人

  • 利回りを最大化したい方(リスク承知)
  • 配当をとにかく多く欲しい方
  • 不動産・公益セクターに前向きな方

注意点:SPYD単独集中は危ない

私の正直な意見として、SPYDだけに集中投資するのはおすすめしません。

理由は3つあります。

  1. 高配当上位80銘柄を均等加重 → 業績悪化銘柄も等しく組み入れられる
  2. セクター偏重(不動産・公益・金融) → 景気変動の影響を強く受ける
  3. 過去には減配している期間もある(増配ETFではない)

「利回り4.5%」だけ見ると魅力的ですが、株価下落で含み損を抱えるとトータルリターンはプラスにならないこともあります。


どこで買うか

米国ETFの取引は、ネット証券3社が定番です。

  • SBI証券:取扱本数・手数料・為替コストすべてバランス◎
  • マネックス証券:米国株情報量が豊富
  • 松井証券:新NISA手数料0円・サポートが手厚い

私はSBI証券をメインに使っていますが、これから始める方は新NISAの手数料が0円の松井証券も有力候補です。


まとめ

  • VYM・HDV・SPYDはそれぞれ役割が違う。1本ではなく組み合わせがおすすめ
  • VYM=分散の主力、HDV=守りの安定、SPYD=攻めの配当源
  • 私の比率はVYM50%・HDV30%・SPYD20%
  • SPYD単独集中は危険。必ず分散すること
  • 連続増配のVIGも組み合わせると、配当成長と利回りの両立ができる

今日の一歩:3つのETFのうち1本だけ証券会社のサイトで配当履歴を見てみましょう。

数字を実際に見ると、それぞれの個性がよくわかります。


「高い利回りには、必ず理由がある。安心の利回りには、必ず質がある。」

💡 米国ETFも新NISA手数料0円

松井証券

新NISA対応・米国ETFも豊富・株の取引相談窓口無料

公式サイトをチェック →

※本リンクはアフィリエイトリンクです


※本記事は情報提供を目的としており、特定の銘柄への投資を推奨するものではありません。 配当・株価は将来にわたり変動し、減配・株価下落のリスクがあります。 為替変動によるリスクもあります。 投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。

お金・旅行・キャリアの情報を毎日発信中

フォローするともっと役立つ情報が届きます

@moneycompass_jp をフォロー