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ライフスタイル記事 No.165

車を手放したら、お金と健康が同時に手に入った|7年間4,000万歩の実データ

📌 この記事でわかること

10年前に車を手放した52歳会社員が、Apple Watch7年分の実データで「節約と健康の一石二鳥」を検証。年30〜40万円の維持費削減に加え、1日平均1万6000歩・血圧平均117/76・高血圧ゼロという想定外の副産物を、グラフ付きで正直に公開します。

※本記事にはプロモーションを含みます。

10年前、車を手放しました。

目的は、純粋にお金でした。維持費・保険・駐車場で年30〜40万円。この固定費を消したかった——それだけの決断でした。

ところが7年間つけ続けたApple Watchのデータをあらためて分析したとき、想定していなかった「もうひとつの収支」が見えてきました。

車を手放した決断は、お金と健康を同時に運んできていた。

今日はその実データを、グラフ付きで正直に公開します。


まず「お金」の収支:年30〜40万円が消えた

車を手放して変わった家計は、シンプルです。

  • 維持費・保険・税金・駐車場:年30〜40万円 → ゼロ
  • 代わりの移動手段:カーシェア+電車+徒歩(月1万円以下)
  • 10年間の累計では、300万円以上が家計に残った計算になります

「不便になるのでは」という心配が杞憂だったことも含め、このお金の話は車を手放してカーシェアにしたら年30万円以上浮いた話に詳しく書きました。

今日の本題は、ここから先です。

想定外だったのは「体」のほうでした

車を手放すと、当たり前ですが移動が徒歩と電車になります。駅まで歩く。乗り換えで歩く。買い物も歩く。

私は「健康のために運動を始めた」ことは一度もありません。ジムにも行っていません。それでも、Apple Watchに記録されていた7年間の歩数はこうなっていました。

月平均歩数の推移(2019年10月〜2026年7月)。7年間を通じて日本の50代男性平均約7,000歩の2倍以上の水準を維持
  • 7年間の平均:1日約1万6,000歩(日本の50代男性平均 約7,000歩の2倍以上)
  • 7年間の総歩数:約4,000万歩
  • 1日の運動時間:平均79分(WHO推奨の約4倍)

意識の高い習慣ではなく、「車がない」という環境がつくった強制力です。やる気も根性も要りませんでした。ここが、この話のいちばん大事なところだと思っています。

数字で見る、7年後の体

「たくさん歩いた」だけなら自己満足です。体の数字がどうなったかを見ます。

血圧:706回測って、高血圧ゼロ

血圧の推移(月平均・706回の自宅測定)。上は平均117・下は平均76で、高血圧の基準140を7年間一度も超えていない

50代男性は約半数が高血圧と言われますが、この7年間で自宅測定706回、基準の140を超えた日は一度もありませんでした(平均117/76)。

そのほかの数字

項目 7年間の実測
体重 60〜62kgで3年間ほぼ変化なし
安静時心拍数 68〜70で5年間安定
睡眠時無呼吸の兆候 なし(Apple Watchの月次チェック)
健康のためにかけたお金 0円(ジム・ウェア・サプリすべてなし)

※これはあくまで私個人の記録で、効果を保証するものではありません。それでも「移動を歩きに変えるだけで、50代の体はここまで維持できる」という一つの実例にはなると思います。

「健康はお金がかかる」は、逆でした

整理すると、車を手放すという1回の決断で起きたことは:

  1. 年30〜40万円の固定費が消えた(お金のリターン)
  2. 1日1万6,000歩の生活が自動的に始まった(健康のリターン)
  3. 健康維持の出費はゼロ円

つまり「節約」と「健康投資」が、同じ1つの行動でした。ジム月1万円に通うために車で移動する——という組み合わせより、よほど合理的だったと今は思います。

生涯医療費という視点で見れば、高血圧などの生活習慣病を遠ざけることは、それ自体が大きな「支出の予防」です。健康は、最強の資産運用でした。

正直な注意点も書いておきます

いいことずくめに見えるので、実データが示した「課題」も隠さず書きます。

  • 体力の指標(VO2Max)は5年で40→36.5に低下。歩く「量」だけでは、加齢による体力低下は止めきれませんでした。私はいつもの歩きに「週2〜3回・15分の速歩き」を足すことにしました
  • 睡眠は平均6.7時間と、推奨の7時間にやや届いていません
  • そもそも車が生活必需の地域では、この方法は使えません。「車なし」は都市部・駅近に住んでいるからできた選択です

それでも「使う頻度が低いのに、なんとなく持ち続けている」なら、一度数字を見る価値はあるはずです。

データの「見える化」がApple Watchの仕事でした

この記事の数字はすべて、Apple Watchが自動で記録していたものです。私が7年間やったのは「着けて歩いただけ」。

血圧の推移も、睡眠も、心拍も、数字が見えると習慣は続きます。逆に言えば、見えないものは続きません。家計簿と同じですね。

50代の健康管理の相棒として、私には十分すぎる投資でした(本体は数万円。7年使えば月数百円です)。

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まとめ:大きな決断1回と、あとは仕組み

  • 車を手放す(1回の決断)→ 年30〜40万円の節約 + 1日1万6,000歩の生活が自動で始まった
  • 7年間の結果:総歩数4,000万歩・血圧平均117/76・高血圧ゼロ・体重ほぼ±0
  • 健康にかけたお金は0円。節約と健康投資は、同じ行動だった
  • ただし体力(VO2Max)は歩くだけでは維持しきれない——「週2〜3回の速歩き」を足すのが50代のリアル

お金の話も、健康の話も、結局は同じでした。頑張り続けるのではなく、一度の決断で「続く仕組み」を作る。私の場合、それが「車を手放す」でした。

車の維持費が気になっている方は、まず固定費としての車の数字から。持ち続ける選択をする場合も、自動車保険の相場チェックで年1〜3万円変わることがあります。そして「健康×お金」の考え方をもっと深めたい方には、50代の健康と習慣を整える本5選もどうぞ。

この記事を書いた人

マネーコンパス(52歳・会社員)

43歳・貯金ゼロから資産形成を始め、9年で資産4,900万円・不労所得は月6.6万円に。 新NISA・配当株・固定費削減を、すべて自分の実体験にもとづいて発信しています。

詳しいプロフィールと資産の内訳を見る →

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