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iDeCoを始めたはいいけど、ファンドが多すぎてどれを選べばいいかわからない。
私も最初はそうでした。口座開設後にファンド一覧を見て、50本以上の選択肢に頭が真っ白になった記憶があります。
今では5つのシンプルな原則に従ってファンドを選ぶようにしています。
原則1:信託報酬0.2%以下のファンドだけを選ぶ
信託報酬とは、ファンドを保有している間ずっとかかるコストです。
年0.1%と年1%では、30年後に数百万円の差が出ます。長期運用ほどコストが致命的に影響します。
iDeCoの運用期間中に毎年かかるコストは「できる限り低く」するのが鉄則。私は0.2%以下を絶対条件にしています。
原則2:インデックスファンドを選ぶ
アクティブファンドとインデックスファンドの違いは「市場平均を目指すか、上回ろうとするか」です。
長期のデータでは、アクティブファンドの大多数がインデックスファンドに負けています。コストも高い。
iDeCoのような長期運用には、シンプルなインデックスファンドが最も合理的です。
原則3:全世界株式か米国株式の1本に絞る
分散投資は重要ですが、iDeCoの中で何本も持つ必要はありません。
「全世界株式インデックス」1本で、世界中の数千銘柄に分散投資できます。日本・米国・新興国をすべてカバーします。
もし「米国に集中させたい」なら「米国株式インデックス(S&P500)」1本でも十分です。私は今、リスク分散を優先して全世界株式に積み立てています。
原則4:定期預金は最小限に
iDeCoには元本確保型の定期預金もあります。「元本が減らないから安心」と思いがちですが、インフレに負けるリスクがあります。
60歳受取まで20〜30年ある人が、全額定期預金にするのはもったいない選択です。
私自身は、iDeCoでは定期預金を使っていません。60歳まで引き出せない口座だからこそ、緊急時の現金は別に持ち、この口座は株式インデックスに振り切っています。
原則5:一度設定したら見直しは年1回だけ
ファンドを頻繁に乗り換えるのは逆効果です。
「相場が下がったから売る」「良さそうなファンドに変えたい」という衝動は、長期投資の敵です。
私も年に1回、配分を確認するだけです。大きくずれていなければ何もしません。基本は「放置」が正解です。
なお私の場合、新しく積み立てる商品は変えてきましたが、過去に買った分は入れ替え(スイッチング)していません。売って買い直すと、それまで積み上がった含み益をいったん確定させることになるからです。結果として、口座の中には昔の商品が残ったままになっています。これは後述します。
私が実際に選んでいるファンド
楽天証券のiDeCoの中身です。きれいな1本ではありません。
いま毎月2万円を積み立てている先は、1本だけです。
- 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド:100% 信託報酬:年0.0561%(業界最低水準)
一方、これまでに積み上がった資産は4本に分かれています。
| 商品 | 構成比 |
|---|---|
| 楽天・全米株式インデックス・ファンド | 51% |
| たわらノーロード 先進国株式 | 40% |
| 楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド | 5% |
| 楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド | 4% |
「全額オルカン」と言いたいところですが、実態は違います。 積立先は全世界株式に変えたものの、それ以前に買った全米株式と先進国株式が、資産の9割以上を占めたままです。
これは失敗でしょうか。私はそうは思っていません。中身はどれも先進国を中心とした株式インデックスで、コストもすべて0.2%以下。ここで入れ替えても、手間がかかるだけで結果は大きく変わらないと考えています。
大事なのは「1本にそろえること」ではなく、低コストの株式インデックスから外れていないことです。
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まとめ:iDeCoのファンド選びは「シンプルが最強」
迷ったらこの5原則に戻るだけです。
- 信託報酬0.2%以下
- インデックスファンド
- 全世界株式か米国株式1本
- 定期預金は最小限
- 一度設定したら放置
ファンド選びに時間をかけるより、毎月の拠出額を少しでも増やす方が、老後資金に大きく貢献します。
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※本記事は筆者の個人的な利用体験に基づくものです。